赤ちゃんが風邪を引かないように、冬にスリーパーが必要か調べる方が多いようです。
寒い冬の時期、大切な赤ちゃんに風邪をひかせてはと心配ですからね。
赤ちゃんの体温は大人と違うので、暑がりなのか寒がりなのか分かりにくいです。
今回はスリーパーが冬に必要かどうかについて、赤ちゃんの体温調整の機能とともにお伝えしますね。
赤ちゃんのスリーパーは冬に必要なのか
赤ちゃんは大人よりも暑がりです。でも、そうと分かっていても風邪引いたらどうしようと心配してしまいますよね。
それでも、スリーパーが必要かどうかというと、やはりあった方が安心です。
◯スリーパーは布団?
ここで重要なのは、スリーパーを服と考えるのではなく、布団の一つとして考えるということです。
夜、気がついたら赤ちゃんが布団を蹴っていて、あわてて布団をかけ直したママは多いと思います。
そんな時でも、スリーパーを着せておくことで、どれだけ暴れても布団に包まれている状態をキープできるのです。
◯寝返りをするかどうかで対応が変わる
赤ちゃんが暑いから布団を蹴った場合もありますが、赤ちゃんは体のバランスを整えるために寝返りをうつとも考えられています。
まだ寝返りをしない赤ちゃんの場合は、スリーパーを着せておき、布団を薄めのものにしておけば大丈夫です。
重い掛け布団や毛布をたくさん掛けてしまうと、逆に暑すぎるので注意しましょう。
赤ちゃんの体温調整機能について
生まれたばかりの赤ちゃんは、体温調節の機能が完成していません。
一般には体温調節機能は3ヶ月でできているといわれています。
そして、体温を調節する指令をだす脳の機能は6歳で90%ほどだといわれています。
ですから、幼児期までは洋服を着せたり、脱がせたり、室内温度を一定24~25度ぐらいにする必要があります。
◯汗腺の数は大人と同じ
しかし、驚きなのは汗腺の数は大人と同じなのです。
小さな体に、汗腺の数は同じということは、赤ちゃんは汗っかき、暑がりなのです。赤ちゃんの服装は大人から一枚引いた数といわれています。
赤ちゃんにとっての適切な温度とは?
赤ちゃんは話さないので暑いか寒いかわかりませんよね。
手足が冷たいだけで寒がっていると判断して、たくさん着せてしまうのも間違いです。
赤ちゃんの適切な温度を確認する方法を覚えておきましょう。
◯赤ちゃんの体温を確認する方法
まず、背中に手を入れて汗をかいていないか確かめてみましょう。
もし汗をかいていたら暑い証拠です。
また、手足が温かくほおが赤い場合も暑い証拠です。
逆に、寒い場合は唇が青くなっていたり、顔色が薄くなっています。
手足だけで判断しないで、全身をしっかり観察してくださいね。
まとめ
寒がりで室温が高めにしているご家庭の場合は、スリーパーを着せて布団を軽めのものにするのもアリです。
赤ちゃんによっては、添い寝でなければ寝てくれない赤ちゃんもいます。
そのような時は、赤ちゃんのスリーパーに合わせて、厚着をして一緒に寝るなどの工夫が必要です。
寒い冬、便利なスリーパーを使って赤ちゃんを快適に過ごしてあげたいものですね。