進学、就職、単身赴任
いままで一緒に暮らしていた子供や旦那さんが一人暮らしをすることになった時、
主婦として家事のアドバイスをしてあげたいところです。
今回は一人暮らしの洗濯頻度や注意点について、経済面・清潔面からお勧めできるアドバイスを紹介します。
一人暮らしをする時、洗濯の頻度はどのくらいがおすすめ!?
一人暮らしを始めると、今までお母さんがやっていた家事を自分でやらなくてはいけません。
家事の手伝いもほとんどしたことがない人にとっては、思いのほか悩むことがあるでしょう。
洗濯の頻度や、洗濯する時の注意点などのアドバイスを確認していきます。
○洗濯頻度は毎日?週に1回?
一人暮らしをしている人にアンケートを取ると、一番多いのは2~3日に1回という頻度です。
なぜかというと・・・
洗濯機の効率が良い上に、光熱費もかかりすぎないからなんです。
具体的に数字で見てみましょう!
大体ですが、一人につき毎日600~800グラム程度(下着100グラム、バスタオル300グラム、洋服200グラム~)の洗濯物がでてきます。
単身者用して一般的に売られている(部屋に備え付けられている)洗濯機は最大4キロ程度のものが多いです。
満タンまで洗濯物を溜めてしまうと洗濯性能が落ちるので、1回の洗濯ものは3キロ程度に抑えるのがベストです。
1回の洗濯にかかる光熱費は、水道代約20円+電気代3~4円が平均的です。
2~3日に1回ペースで洗濯をしていくと大体1週間当たりの洗濯にかかる光熱費が50~80円程度になる計算です。
ちなみに毎日洗濯する場合と、週に1回まとめて洗濯する場合のメリット・デメリットはこんな感じです。
毎日洗濯をすると
◎清潔感
◎洗面所がきれいに片付く
◎量が少ないので手間は少ない
△光熱費がかかる(160円程度/1週間)
週に1回の洗濯頻度だと
◎家事(洗濯)の負担が減る
◎光熱費の節約(25~50円程度/1週間)
△洗濯物が溜まって清潔感ダウン
△1週間分の衣類と下着が必要
△衣類の汚れが落ちにくくなる
△1回の量が増えるので、洗濯機の容量次第では2回洗濯が必要
洗濯回数のメリット、デメリットを考えると大体この2~3日に1回という頻度に落ち着く人が多いんですね。
毎日洗濯をしない場合のポイントは?
毎日洗濯をすれば、その日に出た洗濯物をすぐ洗うので臭いや汚れはあまり気にならないでしょうが、数日溜めるとなると夏場は特に臭いが気になります。
2~3日おきに洗濯をすること前提にアドバイスをするとすれば
・洗濯機に湿ったものは入れない
・バスタオルは干しておく
・シミ抜きだけは当日に
初めて一人で洗濯をする時にやってしまう失敗談は衣類の色落ち・色移りが多いでしょう。
洗濯での失敗でよく聞くのは、お気に入りの白いシャツが色移りでピンクに染まうなど。
原因はまさに湿ったタオルを洗濯機に放り込んで放置したことです。
今まで洗濯をしたことがない人は主婦たちが何気なく気をつけていることも知りません。
○洗濯をする時間帯も気をつけたい!
洗濯の音は自分で思っている以上に周りに響きます。
洗濯の時間帯があまりにも遅いと迷惑にもなりかねないので、22時以降6時くらいまでの間でしか洗濯できないようなら、毎日は控えたいところです。
実際、我が家の隣も洗濯機が通路にある少し古い単身者用アパートなんですが、深夜に洗濯をする方が居て、気になってしまっています。
隣人も同じようなペースの学生マンションなんかだったら時間帯もまた変わってくるでしょうから、「洗濯の音は響くんだよ」ということはアドバイスしてあげましょう。
防音がしっかりしているマンションならそんなこともないでしょうが、生活リズムがばれちゃう怖さもあるので、特に女性は気をつけたいですよね。
まとめ
一人暮らしを始めたら失敗を重ねながら覚えていくものだと思います。
そうして慣れていくしかありませんが、事前にちょっとでも知っておくと早く問題が解決できることがあります。
初めての人にとっては気づきづらい注意点もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。