つるつるでプニプニでうらやましい赤ちゃんのお腹、背中に、湿疹が!
そんな時、「かわいそう、どうしよう、その上、熱もでていたら・・・」と、何から対処すればいいのか、わからなくなりますよね。
でも大丈夫です。
焦らなくても、適切な対処をすれば湿疹もきれいに治ることがほとんどだし、熱も下がります。
赤ちゃんのお腹、背中の湿疹には色々種類があり、それに伴い熱が出ることもあるのです。
種類はここは書ききれないほどたくさんあり、専門家ではないと識別も難しいので、ここでは対処方法と日常のケアについて書いてみました。
子供の湿疹がお腹や背中にある時の観察の仕方
背中、お腹に湿疹が出ていて、熱があったとしても、それだけで焦って家にある薬や、解熱剤を使わないようにしましょう。
焦らず落ち着いて、まず子供の様子を観察をしていきます。
◯観察をする項目
・かゆがっているか
・湿疹の状態
・広さ
・熱もあるなら、ぐったりしていないか
・水分は取れているか
・おしっこはでているか
以上のことをしっかりと観察してくださいね。
そして小さなことですが、湿疹ができていると痒がったりして掻いてしまい 余計悪化させてしまうことがあります。
子供の爪は小さくも鋭いので、掻いて傷にならないように爪が長くないかも忘れずに確認しましょう。
湿疹があって熱があるときはすぐに病院へ
子供の湿疹が病気によるものだった場合は、すぐに対処が必要なケースもあります。
考えられる病気は以下の様なものがあります。
・突発性湿疹
・あせも
・水ぼうそう
・突発性湿疹
・麻疹
・手足口病
・水いぼ
・とびひ
・じんましん
高熱が出ると子供の脳に影響を及ぼすことがあるので、診療時間内なら病院へ、時間外なら救急病院に連絡しましょう。
診療時間外の場合、そこまで熱が高くなく元気があるようなら、小児救急電話相談事業(#8000)に相談するのも方法のひとつです。
専門の方が対処方法を教えてくれます。
熱がない場合は少し様子を見ても大丈夫
熱がないとき、診療時間外なら次の日まで様子を見てもよいこともあります。
その場合は肌を清潔に保つようにしましょう。
石鹸でごしごし洗ってしまったり、お風呂に長時間入れたりするとそれが刺激となってしまうこともあります。
いつもよりも優しくししっかり泡立てた泡で洗い、しっかり流してあげてくださいね。
水泡ができていてじゅくじゅくしている場合は、そこから雑菌が入ってしまうことがあるので、診療時間内なら病院へ行ってください。
診療時間外なら#8000に連絡して相談してください。
子供の湿疹を防ぐためのケアは?
赤ちゃんの肌は何もしなくてもきれいに見えますが、実はとってもデリケートです。
お風呂に入った後は、必ずクリーム等でしっかり保湿してください。
クリームは背中、お腹で500円玉より少し大きいぐらいです。
少してかてか光るぐらい、ティッシュが貼りつくぐらい塗るとしっとり度が変わってきますよ。
◯乾燥から肌を守る意味
お腹、背中の湿疹に乾燥、アトピー性皮膚炎、あせも等がありますが、保湿してバリア機能をつけておくことで予防することができます。
特にアトピー性皮膚炎は食物アレルギーだけでなく、外部刺激が原因となることもあり、バリア機能をつけておくことでかなり改善されるといわれています。
まとめ
私の従兄弟に聞くと、長女はずっと赤ちゃんの頃からてかてかにクリームを塗っていたら、ほんとにすべすべで湿疹、あせももほとんどなかったそうです。
それに比べ、次女は少し怠っていたため、草に負けたり、乾燥したり、背中に湿疹が出ることも多いということでした。
湿疹が出たときの対処方法も大事ですが、特に湿疹は日ごろの肌ケアが必要なんですね。
また、子供の湿疹で病気の可能性が残っている場合は、専門家の診断を受けることが大切です。
医者に正確な情報を伝えるためにも、子供のお腹や背中の状態の観察をしっかりと行ってくださいね。