去年着たシャツを出してみたら、「白かったのに黄ばんでいる!」ということありませんか。
特に、首回りや、袖口は黄ばみが気になりますよね。
普通に洗濯しても落ちないし、クリーニングに出すか、最悪は捨てなければならない…
でも、そうなる前に家でも黄ばみを落とすことができる方法があります。
今回は洗濯の黄ばみの落とし方について、お伝えします。
軽い黄ばみはボディーソープやシャンプーで落ちる
黄ばみの原因は「皮脂」です。
皮脂は水とは混ざりにくい性質があり、水温が40~50度で油汚れは落ちやすくなります。
洗濯をするときの水温は低いため、なかなか落ちません。
また、首、袖口は衣類と肌がこすれやすいので、皮脂汚れが繊維の奥深くまで入って行ってしまうのです。
落ちていない皮脂が溜まっていき、頑固な黄ばみになります。
○軽い黄ばみはボディーソープやシャンプーで落ちる
皮脂汚れを落とすボディーソープ、シャンプーが効きます。
1. 汚れ部分にボディーソープを付けて、こするか、柔らかめの歯ブラシでこすります。
2. 少し熱めのお湯で流します
軽い黄ばみならまずこれを試してみてくださいね。
台所用洗剤と酸素系漂白剤で黄ばみを落とす
意外かもしれませんが、台所用洗剤を衣類に使います。
台所用洗剤はかなり強力で、油汚れを落とすことができるのです。
さらに、台所洗剤と酸素系漂白剤を一緒に使うと、黄ばみ、黒ずみや、においも取ることができます。
○台所用洗剤と酸素系漂白剤で黄ばみを落とす方法
1. 洗濯物を濡らす
最初に衣類を濡らして台所洗剤の浸透をよくします。
2. 台所洗剤を汚れの箇所に塗る
大量に塗ると、柄、色が落ちることがあるので薄くで大丈夫です。
3. 軽くもんだ後、柔らかめの歯ブラシでこする。
4. 酸素系漂白剤を少し熱い程度の湯にとかして、20~30分程度、洗濯物を付けておく
漂白剤には塩素系、酸素系の2種類がありますが、酸素系を使いましょう。
塩素系は白くするには効果的ですが、色柄には使えず、衣類を傷め、さらにほかの洗剤が混ざると非常に危険です。
また、酸素系漂白剤にも粉末と液体があります。
どちらも使うことができますが、汚れ落ちが高いのは、粉末の漂白剤です。
5. この後、洗濯機で洗濯する。
これだけで、洗濯の黄ばみは落ちることが多いですよ。
台所洗剤は、黄ばみだけでなく様々な汚れに、ミートソースやしょうゆなどのシミにも対応できます。
洗濯物を煮て黄ばみを落とす
色々してみても、黄ばみが落ちなかった場合の方法をお伝えします。
それは、衣類を煮てしまう方法です。
○洗濯物を煮て黄ばみを落とす方法
1. 大きな鍋に2リットルぐらいの水を入れる
この後、漂白剤を使うので、アルミの鍋ではなくステンレスの鍋を用意してください。
2. 粉末の酸素系漂白剤を15グラム入れる
3. 衣類を入れて、沸かし、小さい泡が出てきたら火を止める
噴きこぼれに気を付けて、弱火で沸かすようにしましょう。
4. 冷めるまでそのまま待ち、冷えたら洗濯機で通常通り洗う
完全、冷えるまで待つことが大切です。
先に伝えましたが、40~50度で酵素の働きが効果的になり、皮脂汚れを溶かし始めます。
25度で除菌をします。
熱湯を使うので、繊維の種類や、ボタンが撮れてしまう可能性もあるので、あらかじめ取っておくなどの注意をしてください。
また、衣類が乾いた後に襟元などに、ベビーパウダーをはたいておくと黄ばみ防止になるそうです。
まとめ
しつこい黄ばみを取る方法として、40~50度の温度と酸素系漂白剤や、熱湯を使う方法を紹介しました。
台所用洗剤を使うという方法もあるので、1つずつためしてみてください。
また、ちょっとした黄ばみであれば、「ウタマロ」という固形石鹸を使うと簡単です。
一つあると長持ちもするし、ちょっとした汚れならすぐ落ちるのでおすすめです。