光が眩しいと感じた時、どのような対処をすべきか知っていますか?
たとえば、太陽、パソコンの光、テレビの光、白い壁などがいきなり眩しいと感じる場合があります。
突然光が眩しいと感じた時は、目の病気の可能性もありますので、まずは症状を確認していきましょう。
考えられる病気を紹介していきますので、あなたの症状が当てはまるか、チェックしてみてくださいね。
光が眩しいと感じる主な目の病気5つ
1)ドライアイ
涙の不足などが原因で、眼の表面を潤す力が低下している状態のこと。
【症状】充血、異物感、光が眩しい、目のかすみや乾燥など
2)白内障
目の水晶体が白く濁ってくる状態のこと。
【症状】光が眩しい、物が二重に見える、目のかすみ
3)角膜炎
黒目の表面の角膜で炎症が起こった状態
【症状】光が眩しい、視力低下、異物感、痛み
4)角膜ヘルペス
単純ヘルペスウイルスによる角膜感染やそれに対する免疫反応で起こる状態
【症状】充血、光が眩しい、痛み、目がころころする
5)虹彩炎
虹彩や毛様体の炎症が起こった状態
【症状】目の痛み、光が眩しい、目のかすみ
他にも眼精疲労や視力低下により光が眩しいと感じることもあります。
病気や原因を特定するためにも早めにお近くの眼科医を受診しましょう。
光が眩しいのは、いつ?
光が眩しいと言っても、どんな光が眩しく感じるかによって、病気を特定していくことができます。
・屋外の場合
太陽、車のライト、街灯など
・屋内の場合
パソコン、蛍光灯、テレビ、暗い場所、白い壁
また、それは日中なのか夜なのか、急に光を見た時に眩しいと感じるのかなど、
些細な情報を眼科医に伝えることが重要です。
目の病気以外に考えられる原因は?
光が眩しいことで目の病気だけを考えがちですが、実は目以外にも考えられる原因があります。
・自立神経失調症
・うつ病
・肩こり
・偏頭痛
・紫外線アレルギー
・飲酒
明らかに光が眩しい以外にも充血や目の痛みがある場合は、目の病気が濃厚です。
しかし、光が眩しいの他に目以外の場所に症状が出ているかどうか、
身体からのサインを見逃さないようにしておきましょう。
光が眩しい!そんな時にオススメの方法
◯ツボ押し
目の周りには、眼精疲労やドライアイなどに効くツボがたくさんあります。
・印堂(いんどう)…眉と眉の間
・攅竹(さんちく)…眉の内側の端
・糸竹空(しちくくう)…眉の外側の端
・陽白(ようはく)…眉の中央から指一本ぐらい上の部分
・晴明(せいめい)…目頭と鼻の付け根の間
コリをほぐすように優しくマッサージをして、血液の循環を促し、光が眩しいと感じる生活から脱しましょう!
◯サングラス
屋外に行くときは、サングラスをかけて眩しいと感じることを回避しましょう。
・なるべく大きめのレンズのもの
・顔の横の側面からの反射光を防げるように側面を覆うもの
・UV加工のしてあるもの
光が眩しい時はデザインよりも、大きさやUV加工を重視して選んでみてください。
まとめ
光が眩しいと感じたら、「もしかして目の病気?」と気になりますよね。
目の痛みやかすみ、異物感など眩しいと感じるだけでなく、
今回ご紹介した症状がある場合は、眼科医に診てもらうほうがいいです。
目の病気だった場合は、早期の治療が肝心です。
また、光を眩しいと感じる原因は、
自立神経失調症や肩こりなど目の病気以外が理由の場合もあります。
その場合は、ご紹介した屋外・屋内での対処法を参考にしてみてください。
目の健康を損なうと、日常生活がとても不便になってしまいますから、
悪化する前に正しい対処をしていきましょう。