テレビなどで、最近よく耳にするセスキ炭酸ソーダ。
メディアで取り上げられることも多く、紹介された翌日には、店頭で品薄状態になることもあるようです。
頑固な油汚れに効果的ということで、キッチンなどの掃除に大活躍ですよね。
そんなセスキ炭酸ソーダですが、掃除だけに使うのはもったいない!実は洗濯にも重宝するそうです。
今回は、セスキ炭酸ソーダを使って、洗濯をする方法、また効果などを、分かりやすく、詳しく紹介したいと思います。
洗濯にセスキ炭酸ソーダをおすすめする理由
セスキ炭酸ソーダは、炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムを合わせたアルカリ剤です。
よく比較されますが、重層よりも水に溶けやすいため、洗濯物と一緒に洗濯機に入れるだけでという手軽さです。
洗浄力は中程度で、脂汚れやタンパク汚れを自然浮化して落とします。
つまり、衣類に付きやすい皮脂汚れ、油汚れ、血液の汚れを取り除くのに優れています。
また、水に溶けやすいので、すすぎも少ない水で済みます。
市販のアルカリ洗剤よりは、手に優しいと言われていますが、アルカリ剤には脱脂作用があります。
手でさわるとヌルっとしますよね。
肌の弱い人は、ゴム手袋の着用をおすすめします。
セスキ炭酸ソーダを使った洗濯は「つけおき」で工夫を
セスキ炭酸ソーダを使った、洗濯機での洗濯の仕方を紹介します。
水30Lにセスキ炭酸ソーダ小さじ2~大さじ1が適量です。
セスキ炭酸ソーダを入れすぎると、洗濯物の洗い上がりにベタつきが出てしまうことがあります。
注意しましょう。
先にも紹介したように、セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすいので、洗濯物と一緒にそのまま洗濯機に入れるだけです。
「洗い」は、洗濯機のコースで5~10分ぐらいで充分です。
洗いの前に、「つけおき」をすると、アルカリ剤の作用で、より汚れが落ちやすくなります。
「すすぎ」は、一回でOK。
すすぎ残りが気になる場合は、すすぎの終盤に、クエン酸を少し入れるという方法もあります。
【つけおきの効果】
・セスキ炭酸ソーダは、3時間~一晩つけおきすることで、その効果を充分に発揮します。
・ただし、つけおきには向かないものもあるので注意が必要です。
水で色移りするもの、ポリエステル、ナイロンなど化学繊維のもの、絹やウールなどアルカリに弱いものには不向きです。
失敗したくないお気に入りの衣類などは、とくに気を付けましょう。
セスキ炭酸ソーダは「スプレー」でプレケア
セスキ炭酸ソーダは、水溶液にしてスプレーボトルに入れ保存しておくことができます。
洗濯の前に、汚れの気になる部分にスプレーできるので、プレケアに最適です。
水500mlにセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯を、スプレーボトルに入れれば、セスキスプレーの出来上がりです。
ワイシャツの襟、袖など、汚れが目立つ部分に直接スプレーして、そのまましばらくおきます。
その後、ブラシで軽くこすり、他のものと一緒に洗濯機で洗います。
さらに汚れがひどい場合は、気になる部分にスプレーしたあとに、石鹸でこすると汚れが落ちやすくなりますよ。
スプレーは、我が家でも常備していますよ。本当にオススメです!
まとめ
セスキ炭酸ソーダは、掃除だけでなく、毎日の洗濯にも大活躍です。
衣類に付きやすい皮脂汚れや油汚れ、血液汚れに効果的です。
水に溶けやすい性質なので、洗濯機にそのまま入れればいいという手軽さもうれしいですね。
水に溶かし、スプレーボトルに入れれば、汚れが気になる部分に直接スプレーできるセスキスプレーの出来上がりです。
洗濯のプレケアにおすすめです。
セスキ炭酸ソーダをうまく活用して、ラクに、おトクに、楽しく家事をしたいですね!