たばこを吸うわけでもないし、お鍋を焦がしたわけでもないのに、部屋のなかが焦げ臭いと感じたことはありませんか?
気が付かないうちにどこから発火してしまうのではないかと心配になりますよね。
目の前に焦げたものがなくても、部屋が焦げ臭いという状況は実際にあり、原因も様々、中には意外なものもあります。
ここでは、部屋が焦げ臭い原因についてお伝えします。
部屋が焦げ臭い原因は?
部屋が焦げ臭い原因の一番多くはコンセントや電線などの電気関連が原因であることが多く、はっきりと目にはできなくても、実際何かが焦げている場合が多いです。
○コンセントが原因
これはよくある話ですが、コンセントにたまったほこりが、プラグでショートして発火して周りの家具を焦がしてしまっています。
冷蔵庫の裏などもほこりが溜まりやすいうえ、掃除がしにくいので危険な場所と言えます。
コンセントが古くなり、コンセントの差込み口と、コンセントプラグの刃が接触不良を起こして発熱して焦がすという場合もあります。
○ブレーカーが原因
家古くなったとともに、ブレーカーも古くなり、電気配線とブレーカーの端子部分が過剰に反応し、発熱しブレーカーの裏を焦がしてしまうケースです。
設置してから50年以上たつとこのような不具合が大量発生します。
家の電気関連の装置が10年で保証期間が切れることが多く、10年たつと、必ず再点検をするように勧めるメーカーは多いです。
○電球が原因
電球部分にセロテープなどがついていたり、ほこりが付くと発熱し焦げた臭いがすることがあります。
最近は少なくなりましたが白熱灯は発熱するので、この可能性は非常に高そうです。
○キッチンの壁が原因
キッチンは家の中でも最も火を使う場所で、焦げをおこす原因も多い場所です。
コンロの横と裏が熱せられ、壁の中の断熱剤を焦がす場合があります。
部屋の焦げ臭さが電気関連である場合、発熱が発火を起こし、最悪の場合は火災になりかねません。
掃除や、家の装備を一度点検しましょう。
部屋の焦げ臭い原因は排水口が原因の場合も
部屋の焦げ臭い原因が排水口の疑いがあります。
排水管の中にカビやサビが付いていて、水圧に押され、洗面所や台所から臭いがする場合があります。
排水口には少し水が溜まっていて、下水管の中とは通気しないようになっていますが、これがうまく機能していないと換気扇からが排水口の臭いがすることがあるようです。
病気が原因で焦げ臭い臭いがする!
部屋の掃除も、電気関連の装置も点検してもまだ、焦げ臭いと感じる場合は病気の可能性を疑いましょう。
○蓄膿、副鼻腔炎などの鼻の病気
嫌な臭いを発生させる細菌の感染があったり、鼻の中に血液の塊があると焦げた臭いに似た臭いがする症状がでます。
○嗅覚障害、嗅覚幻覚
神経や脳の障害で嫌なにおいを感じることがあります。
頭を強く打ったりした後に、この症状がでることが多いです。
また、精神病んでいたり、脳腫瘍、薬剤の服用などによって引き起こされるケースも見られます。
まとめ
部屋が焦げ臭いと感じた場合は、まず部屋の大掃除をするのがよさそうです。
火事になっては遅いですよね。
排水口もきれいにしたのに、まだ焦げ臭いと感じるなら、病気を疑ってもよさそうです。
最近体調を崩してないか、思い出してみましょう。
嗅覚障害というと、においがしないとよく聞きますが、逆もあるのですよ。