ファスナーの修理が必要な時って突然おとずれるものですよね。
そんな時、自分で簡単にできる直し方があったらいいと思いませんか。
金具が両方取れたり外れたりしてしまった時、どのように対処するのがベストなのか、順番にご説明していきますね。
無理に引っ張って、余計に壊さないようにしてくださいね!
ファスナ-の修理と直し方
ファスナ-が、動かしている途中で止まってしまったときは強引に動かすと完全に壊れてしまう可能性があります。
あわてず落ち着いて、まずは次の方法を試してみましょう。
1) 元の方向へ戻してみる
一度元の方向に戻して、再チャレンジすると意外と直ります。
まずは、途中でひっかかって止まってしまう前の位置まで、ファスナーを戻してみましょう。
2) 油を使ってみる
ファスナ-が古くなり滑りにくくなってしまった時は、潤滑油を使ってみるといいです。
特別な油でなくてもリップクリ-ムやワセリンでも代用できますよ。
綿棒などで薄く塗るだけで十分なので、油の塗りすぎには注意してくださいね。
ファスナーの金具が取れたり外れたりした時の対策
○ファスナ-が上げても下げてもぱっくり開いてしまった・・・
エレメント(左右からかみ合う務歯)を結合するのに大切な、スライダ-部の噛み合わせがゆるんで開いてしまっている状態です。
ラジオペンチなどを使って、スライダ-の引き金具の左右を少しずつ閉めるといいです。
○噛み合わせの金具が片方外れてしまった・・・
こんな時は、ファスナ-を再び通し直す必要があります。まず、周辺の糸をほどき、ファスナ-の一番下部分の止め金具を剥き出しにして、細いペンチなどで外します。
するとスラ-ダ-が抜けるので、両側同時にファスナ-に戻してから、再度縫い直してみてくださいね。
○ファスナ-が両方取れたり外れたりした場合・・・
残念ながらファスナ-自体を交換することになるので、お直し(リフォ-ム)屋さんに相談して直してもらうしかないです。
お店にもよりますが、お気に入りのダウンジャケットのファスナ-を直した時は、2000円で修理できましたよ!
○ファスナ-が布を噛んだ・・・
ファスナ-は動かさず、噛んだ部分の布を引っ張るようにしましょう。
この時、ファスナ-に対して水平に引っ張るとうまくいきます。
まとめ
大切にしていた服やバッグなどのファスナ-が、突然壊れてしまった時の直し方と、金具が取れた時にどうするかをお話してきました。
落ち着いて対処すれば、意外と自分で直せる方法もありますよ。
ただ、金具が片方だけ取れた時など、自分でファスナ-の糸をほどいて再度縫い直すときは、少しやっかいですよね。
手先に自信のない方の場合は、ファスナ-の位置がズレたりしてしまう可能性もあります。
今回ご紹介した方法でうまく行かなかった場合は無理しないで、リフォ-ム専門店に相談してくださいね。