ジメジメした梅雨時期の悩みは日々の洗濯ですね。
3日も雨が続いたら部屋中が洗濯ものだらけなんてことになりかねません。
そんな洗濯の困ったを助けてくれるのは、扇風機!
梅雨時期を乗り切る効果的な扇風機の使い方を紹介します。
梅雨時の洗濯の味方は扇風機!?どんな効果があるの?
最近情報番組などでも特集されていますが、梅雨の洗濯のお助けアイテムとして扇風機が注目されています。
その理由は、風です。
扇風機で洗濯物に風を当てることで、洗濯物を早く乾かす効果があるんです。
その効果はなんと自然乾燥の約3倍の速度!!
通常なら丸1日(約10時間)かかる自然乾燥が扇風機を使うことで、3時間前後で乾くという実験結果もあります。
洗濯物を乾かしたいときに大切なのは、
- 水分を取ること(除湿)
- 湿気の逃げ道を作る(気流)
ことです。
扇風機の風で空気の流れ、逃げ道を作ってあげれば梅雨時でも洗濯物が早く乾きますよ。
○電気代はどのくらいかかるの?
一般的な扇風機と換気扇を1時間つけている時の電気代は平均2~3円。
3時間で乾くなら10円弱。
経済的にもまさに梅雨時の洗濯の味方ですね。
冷房や浴室乾燥などを使うのと除湿も強力にできるので更に早く乾きますが、代償としての電気代が恐ろしい・・・
どうしても緊急事態の時以外は、電気代が安くて気流を作ることができる扇風機が大活躍できます。
洗濯物を早く乾かしたいときの扇風機の使い方は?
扇風機を当てていれば通常よりも早く乾きますが、より効果的に扇風機を使って、早く・衛生的に洗濯物を乾かしてしまいましょう!
気をつけるのは
- 壁と洗濯物の距離
- 湿気の逃げ道
です。
洗濯物に当てた風が、換気扇や出入口に向かうような方向から風を当てましょう。
まず、洗濯物が壁に近いと、せっかく風を当てても風が通り抜けないので空気の通り道ができません。
そして、洗濯物から出た湿気の逃げ道を作ってあげることも大切です。
室内だとついカーテンレールに干してしまいがちですが、壁に近いので結局洗濯物から出た湿気が逃げられないのでなるべく避けましょう。
ただでさえ梅雨時は室内も湿気が充満してジメジメしがちです。そのうえ洗濯物を室内干ししたら更に湿度アップですよね。
出来る限り室内の出入口を開け、湿気がこもらないように心がけましょう。
具体的にはどんなポイントがあるかというと・・・
○洗濯物を干す場所にもひと工夫!
室内干しに適した環境の条件は
- 壁から距離がある
- 湿気がこもらない
- 空気の通り道ができている
この条件を満たす場所の候補としてお勧めなのが
- お風呂場
- 廊下
- トイレ
一番のオススメはお風呂場です。
お風呂場はなんといっても家の中で一番湿気に強い場所です。
換気扇がついているのでお風呂場の入口から風を換気扇や窓に向けて当てましょう。
壁も床も湿気に強いので、カビや家の傷みを心配しなくて済みますね。
そして次にオススメなのが廊下です。
洗濯物は邪魔になりますが、来客さえなければ大丈夫ですね。
玄関や窓に向けて風を送りましょう。
雨が降っている場合も降り込まない程度に窓を開けて、そこに風を送れば気流ができて乾燥が進みます。
意外な場所ですが、オススメなのがトイレです。
トイレにも換気扇ってついてますよね。この換気扇が気流を作るのにとっても効果的です。
そして水が常にある場所なので、トイレの床や壁もお風呂場ほどではないにしても湿気に対して耐性があるように作られています。
雨が降っていない時なら、窓を開けてカーテンレールに干して風を当てるというのもアリですね。
○洗濯物の干し方にもポイントがある!?
干し方のポイントは
- 間隔をなるべく広く
- 服の重なっている部分を減らす
- 風が通り抜けるように干す
です。
具体的には
- 洋服は裏返して干す(縫い目やポケットが乾きやすくなる)
- ピンチに干す時は長い→短い→長い→短いにしてなるべく間隔をひろげる
などの対策をすると、より扇風機による風が効果的になります。
そして大切なのは、一度に干す量をなるべく減らすことです。
量が少なくなれば、その分広くスペースを使って干せるので乾くのも早くなります。
晴れの日を待ちたくなりますが、こまめに洗濯をして少しずつ乾かしていきましょう!
まとめ
私自身も、なかなか乾かないので干す場所も無くなってきて部屋中に洗濯物があふれた経験があります。
都合よく晴れてくれれば助かりますが、そうもいかないので扇風機という身近なお助けアイテムを使って梅雨を乗り切りましょう。