犬を飼っていると、ブルブル震えることがとても多いです。
原因が分からないともしかして何かの病気なのか、と心配になりますよね。
今回は、犬が震えてしまう原因を紹介します。
犬が震える原因は何?
犬は震えることがとても多いです。時には「ほんとに大丈夫?」と心配するくらい体を大きく震わせていることも。
考えられる原因は大きく分けると以下の3つに分けられます。
- 病気
- 気持ちの問題
- 外的ストレス
病気やストレスの場合はなるべく早く改善してあげないといけないので、これから挙げるポイントを確認してみてくださいね。
○病気が原因で震えている時の確認点は?
まず心配なのは病気じゃないのか!?ということですよね。
犬が震える原因となる病気は様々です。
神経系の病気・代謝疾患・風邪など人間と同じような病気にワンちゃんも罹ります。
またどこかを怪我している場合や、食べてはいけないものを食べて中毒を起こしている場合もあります。
震えている時はその前にこんな症状があるかチェックしましょう。
- ぐったりしている
- 触ると怒る、痛がる
- 玉ねぎやチョコなどの中毒物を食べた
- 嘔吐・下痢などの症状の有無
- けいれんの有無
いつもと様子が違う時は要注意です。
特に子犬や老犬の場合は病気になる確率も高いですし、ご飯の間隔が開き過ぎると低血糖になって震えることもあります。
その他にもジステンバーやてんかんといった持病や脳障害、尿毒症など素人では判断できません。
いつもと様子が違い、話しかけてもなだめても震えが止まらない場合は病院へ連絡しましょう。
○気持ちの問題で震える時はどんな時!?
ただ、実は犬が震える原因で多いのは気持ちの問題です。
具体的にどんな問題かというと
- 興奮
- 怒り
- 恐怖
ワンちゃんの個性なので、嬉しくてすぐ震えちゃう子もいれば、嫌なことがあって起こっている時に震える子もいます。
逆にあまり感情を出さないタイプの子もいるので、それこそ飼ってみないとわからないですね。
大好きな人に会えた(飼い主の帰宅)、嫌なことをされた(爪切りや薬、いたずらなど)、怖い(犬にとって得体のしれないものがある)などなど。
震える時はどんな時か、よく観察して犬の気持ちを察してあげましょう♪
興奮しているわけでも、何かに怒っているわけでもないのに震えている時は病気やストレスを疑いましょう。
○犬が震える外的ストレスってどんなもの!?
ストレスと一言にいっても、軽度のものから重度のものまで様々です。
ストレスがたまりすぎれば病気につながるので、自分のワンちゃんが震える原因を見極めておきたいですね。
わりと多くの犬はこんなことにストレスを感じています。
- 雷や掃除機などの大きな音
- 嫌なこと
- 暑さ、寒さ
- 長時間のお留守番
突然震え出したときに雷が鳴っていたり、掃除気をかけた直後、お風呂や爪切り、病院など犬が嫌がることをした時は、「あぁ、これがストレスなんだな」と認識できますよね。
わかりやすいストレスが思い当たらない時は気温を確認してみてください。
犬種にもよりますが、ワンちゃんだって寒くて震えますし、暑すぎて熱中症にかかることもあります。
他にも、ストレスを感じた後に普段より震える回数が増えるという場合もあります。
例えば親戚の犬は、長時間のお留守番の後は必ず震えて玄関でお出迎えしますし、その後数日は普段よりも興奮したり怒りやすくなることが多いです。
要は拗ねてるんですね。
拗ねているとわかれば、思いっきり甘やかして拗ねさせたことを謝りましょうね。
◯環境の変化の注意が必要
あと環境の変化というのは気をつけたいストレスです。
引っ越しや、飼い主の妊娠・出産、お孫さんが遊びに来るようになったなど自分の生活環境が変わるとストレスを感じて震えることが多くなるんです。
これはどうにもしてあげられないので、ワンちゃんに慣れてもらうしかないのですが、慣れるまではよく様子を見てあまりに震えがひどいようなら病院に相談しましょうね。
人間もそうですが、ストレスを感じることは人それぞれ、犬それぞれです。
自分の犬がどんなことにストレスを感じやすいのかを日々の生活で観察することがとっても大切ですね。
まとめ
犬と初めて暮らし始めると、子育てと同じでちょっとしたことでも心配になってしまいますよね。
犬だって初めて生活する場所ではストレスを貯めてしまいます。
コミュニケーションをしっかり取って、お互いが気持ちよく生活できるように気をつけたいですね。