洗濯物を洗濯機に入れるとき「すごく臭いなぁ」と思いつつ、顔をしかめてしまうことありますよね。
この臭いを、洗濯をしながら消臭できたらいいと思いますよね。
そんな時は洗剤の知識があれば、上手に消臭ができるようになります。
今回は洗濯で楽して消臭するために、どんな洗剤を使えばいいのか、その使い方についてお伝えします。
除菌効果の強い洗剤を使って消臭する
洗濯で衣類が臭う原因は、菌が原因です。
もちろん汗が臭いということもありますが、洗濯で落ちていなかった汗や皮脂などを菌が食べ、排泄物を出すことで臭いがでているのです。
湿度、温度が高いと繁殖しやすく、湿度の高い時期はすごく臭う原因になります。
消臭するためには、汚れはもちろん、菌をなくすこと「除菌」が必要になるので、最近では、除菌を強化した洗剤が多く販売されているのでそれを選ぶとよいでしょう。
○ 粉末洗剤と液体洗剤は成分が違う
洗剤には粉末と液体洗剤の2種類があり、成分が違います。
粉末洗剤
- 汚れそのものを落として、においの成分を元から落として消臭をするものが多い
- 洗濯物に毛か絹が含まれるものにはあまり適さない
- 冷たい水には溶けにくく、残りやすい
- 洗濯物の汚れはよくとれる
液体洗剤
- 除菌、抗菌によって増えるのを防ぎ、ニオイの発生を抑え、消臭をするように作られているものが多い
- 冷たい水でも溶けやすく扱いやすい
- 汚れ落ちでは粉末に劣る
洗濯を白くし、消臭効果を狙うなら、粉末洗剤のほうが効果的ですが、最近では液体製剤の人気があります。
もちろん液体洗剤でも汚れは十分に落ちますし、先にお伝えしたように、除菌効果が高い液体も次々に出てきているので、粉末か、液体洗剤を選ぶのは好みになりそうですね。
酸素系漂白剤、柔軟剤プラスして、でさらに消臭をする
臭いの元は菌ですよね。
ですから、さらに除菌効果のある洗剤を使いましょう。
○酸素系漂白剤で徹底した除菌
洗剤でも除菌ができるのですが、それよりもさらに除菌できるのが酸素系漂白剤です。
酸素系漂白剤は色物、柄物にも使うことができ、他の洗剤と混ぜて使うことができるので、扱いも簡単です。
臭いの元の菌を取り除いて徹底的に消臭するだけでなく、なんとなく汚いなという衣類の黒ずみを落としてくれる効果も期待できます。
半年後の衣類の黒ずみが使わなかったものに比べて違うという結果もあります。
○柔軟剤でいい香りをつけてさらに消臭する
柔軟剤は最近、とても流行していますよね。
中には、香水のような香りがするものがあって驚きます。
衣類に香りを付けるのが特徴で、消臭に効果があるとしています。
しかし、菌が付いたままでは効果がなく、場合によっては臭いの上からほかの香りを付けることになって悪臭の原因になってしまいます。
柔軟剤は、菌を殺してこそ効果を発揮すると言えるので、酸素系漂白剤と一緒に使えば効果倍増です。
結論として、洗濯で消臭をする最も効果的な洗剤の組み合わせは
除菌効果の高い洗剤+酸素系漂白剤+柔軟剤ということになりますね。
洗濯にひと手間加えて消臭をする
洗濯のとき、洗剤の使い方など、もうひと手間加えることで消臭効果がアップします。
○頑固な汚れはあらかじめ落とす
頑固な汚れは洗濯機に入れて、普通に洗濯しただけでは落ちないことが多いです。
あらかじめ手洗いをして落としたり、付け置きをしておいたり、洗剤を直接、汚れた部分につけて洗濯機に入れるなどしてみましょう。
○洗剤の容量を守る
すぐに消臭したいからと言って洗剤をたくさん使うのは逆効果です。
残った洗剤は菌の栄養分になって、菌を増やす原因になります。
容量をまもって使えばきちんと効果が表れますよ。
○洗濯槽をきれいにする
洗濯槽は、水もよく使いますし、湿度も高くなりやすく、カビや汚れが付きやすいです。
せっかく、洗剤と漂白剤、柔軟剤を使っても洗濯槽が汚れていれば、洗濯物に汚れを付けてしまうことになります。
消臭するためにも、洗濯槽クリーナーなどでこまめに、掃除して清潔にしておきましょう。
まとめ
洗濯のときの、衣類の臭いって仕方ないとは思っていても、気分がへこんでしまいます。
そこで、洗剤+酸素系漂白剤+柔軟剤を試してみました。
まず、酸素系漂白剤を使用してみましたが、とても効果がありました。
柔軟剤も併せて使うと、洗濯が仕上がったとき、いい香りがしますし、乾いた後もほのかに香るので、何だか少しうれしくなりましたよ。
今では、柔軟剤の種類もあるので何種類かそろえて気分で使い分けています。
少しだけ洗濯が楽しくなりおすすめです。