梅雨時期など、雨が続くと洗濯が外に出せず室内干しになりますよね。
一人暮らしだと防犯上、平日は外に洗濯物を干さない人もいるようです。
仕方ないのは分かりますが、洗濯物が室内に干してあるのは見た目もうんざりするし、何より洗濯物の臭いも気になります。
エアコン、室内乾燥機、除湿器を使ってはいても、電気代も気になりますよね。
今回は、そんな室内干しをできるだけ早く、また気になるにおいをできるだけ消す方法をお伝えしたいと思います。
室内干しの洗濯物の干し方のアイデア
室内星で早く乾かす一番のポイントは風通しを良くすることになります。
乾きにくい衣類別に干し方を紹介しますね。
○ズボンは裏側にして筒状にして干す
大きなズボンは裏側にしてポケットに風が当たるようにし、中に風を通すため筒状にハンガーと洗濯バサミで筒状にしましょう。
○バスタオルやシーツはジグザグで干す
洗濯で干場に困る大きなバスタオル、シーツはピンチハンガー(洗濯バサミがたくさんついているハンガー)でジグザグに干していくと少ないスペースで干すことができ、適度な隙間もできるので乾きやすいです。
○パーカー
フード部分が乾きにくいパーカーは逆さにし、裾部分をハンガーにかけて干すと、脇もフード部分も乾きやすくなります。
○ロング丈のTシャツやニット
脇のあたりが乾きにくいのでハンガーを2本使い、1本に袖を掛けるようにすると、脇部分に風を通すことができ早く乾きます。
ニットの袖が伸びるのも防ぐことができます。
○厚めのTシャツ
少し厚めのTシャツはハンガー2本で干し、肩部分に風が通りやすくするとよいでしょう。
洗濯物と洗濯物の間に握りこぶし一つ分のスペースを開けると風が通りやすくなります。
同じ大きさのものを並べて干してしますと、風の通りが悪くなるので、大小交互に干すなどでかぜの通りを工夫しましょう。
室内干しの環境作りのアイデア
室内干しではどこに洗濯物を干すかもポイントになります。
○洗濯物は室内の真ん中に干す
室内干しをするときカーテンレール、鴨居などについ洗濯物を干していませんか?
部屋の隅は風通しが悪く湿気が溜まりやすい場所です。
室内用の洗濯物干しなどを利用し、部屋の真ん中で干しましょう。
カーテンや壁は想像以上に汚れていて、それが洗濯物について汚れたり、臭いの原因になることもあります。
○洗濯物の下に新聞紙を置いておく
新聞紙には、湿気を吸う効果があります。
洗濯物を干した下に敷いたり、丸めたものを散らばしておくと、新聞が湿気をすって、乾きが早くなります。
○浴室に突っ張り棒をして干す
どうしても室内に干したくない場合は浴室に干してしまいましょう。
最近では浴室乾燥機がついている住宅も増えましたが、ない場合は、換気扇をまわして干しましょう。
洗濯物を干す30分くらい前から換気扇をまわして、浴室の湿気を外に出すとさらに効果的です。
臭い対策 室内干しのアイデア
室内干しは、洗濯物のにおいも気になりますよね。
乾きが遅いとなおさら匂いが増えます。
洗濯物の臭いを防ぐ方法も紹介します。
○洗濯槽をまめにきれいにしておく
洗濯槽は見えませんが汚れていることが多いです。
せっかくきれいにしようと洗濯しても洗濯槽が汚れていれば意味がありません。
日ごろから漂白剤、洗濯槽クリーナーなどで掃除しておきましょう
○汚れ物を洗濯の中に入れたままにしない
脱いだものをそのまま洗濯機の中に入れるのは、やめましょう。
洗濯槽の中は水分が残っているので、適度な湿度があり、雑菌が増えやすく、その中に衣類を入れると臭いも増してしまします。
脱いだ衣類は通気の良いかごに入れておきましょう。
明らかに濡れているタオルなどはしばらく広げておき乾かしておきましょう。
○洗濯物をためない
天気が良い日を待って洗濯物をためてしまいがちですが、洗濯物をそのままにしておけばその分臭いも増し、汚れも取れにくくなります。
室内干しはスペースも限られているので、少しづつ洗濯したほうが乾きも早くなります。
○洗剤を工夫する
部屋干し用の洗剤を使ってみましょう。
いい香りの柔軟剤もあるので、併用すると消臭効果が高くなります。
ただし、たくさん使えば効果があるかといえば、反対です。
衣類に残った洗剤も臭いの原因になるので、容量を守りましょう。
○お風呂の残り湯を使わない
節水にはなりますが、残り湯には雑菌があり、洗濯物の臭いという面ではあまりよくありません。
使用するなら除菌処理をしてからをおすすめします。
まとめ
室内に洗濯物があるのは本当に嫌ですが、色々な方法がありますので一度、試してみてはいかがでしょうか。
洗濯乾燥機、浴室乾燥機がない家庭では、コインランドリーの大型乾燥機を使うこともあるようです。
我が家では、浴室乾燥機を使っていますが、電気代が心配なので、お得な時間の夜間電量の時間に干すようにしていますよ。