赤ちゃんの目やにが片方だけ出るのはなぜ?拭き方をチェック!


赤ちゃんの目やにが片方だけひどかったら、「病気か!?」なんて心配になってしまいますよね。

そんな不安を少しでも解消できるように、赤ちゃんの目やにについてまとめました。

目やにが出る原因や、何科を受診すればいいのか紹介します。

赤ちゃんの目やにが片方だけに出るのはなぜ!?

大人でも目やには出ますよね。

これは自然現象なので、目やにが出ること自体は全く心配ありませんが、片方だけひどいと心配になってしまうのが親心です。

生後まもなくから症状が続いているのか、それとも突然症状が出たのかによって考えられる原因も違ってきます。

片方だけ目やにがひどくなる原因は?

1.「逆さまつげ」

赤ちゃんのまつげをよく見てみてください。逆さまつげになって目に触れていませんか?

まつげが目に触れることで炎症がおこって目やにが増えることがあるのです。

生後間もなくは寝ている時間が多くて気付かなくても、起きている時間が長くなるにつれてまつげが目に触れる時間が増え、炎症が悪化する場合があります。

ただ、ほとんどの赤ちゃんの場合月齢が進むとまぶたの肉も減り、まつげも伸びるので自然に解消されます。

その場合は、まつげを切ってしまうわけにもいかないので、目やにをこまめにぬぐってあげて成長を待ちましょう。どうしても気になる場合は眼科に相談するのもよいでしょう。

2.「鼻涙管閉塞症」

赤ちゃんは鼻と目をつなぐ鼻涙管が細かったり、未発達の場合があります。両方が細い場合は両目に、片方が細い場合は片方にだけ目やにがたまります。

生後間もなくから目やにが気になる場合や、涙の量が増える3ヶ月くらいから気になりだす人が多いみたいですね。特徴は大量の目やに、常に涙目になっていることです。

多くの場合、成長とともに鼻涙管も太くなり、症状はなくなります。鼻筋を優しくマッサージすると改善されてくることがあるので、気になる時は小児科や眼科に行ってマッサージの指導を受けるといいですね。

生後半年~1年経っても目やにの症状が改善されない場合は、プジーという針金を通す治療をすることもあります。

いつまでも目やにが続く場合は眼科の先生と症状をよく相談してくださいね。

3.「結膜炎」

ある日突然目やにがひどくなったら風邪か結膜炎を疑ってください。風邪の症状がない場合は、目に細菌などが入ってしまう結膜炎が原因のことが多いです。

細菌性の結膜炎の場合は白目が充血し、黄色いネバネバした目やにが出るのが特徴です。汚れた手で目を触ったり、保育園などでうつってしまうことも。

他の人にもうつるので、はじめは片目だけでも治療をしないと両目に症状がでることもあります。目が赤い場合はお風呂上がりのタオルは赤ちゃん専用にして、兄弟にうつらないよう予防しておきましょう。

病院で抗菌、抗ウィルスの目薬を貰えばすぐ症状は治まります。小児科でも目薬は処方してくれますが、病気をうつされる心配もあるので眼科に行ってみましょう。

長引く目やにの原因は?

片目だけに出る原因は紹介した3つが主ですが、片目に限らず目やにが長引く場合、ほとんど風邪が原因です。

目と鼻はつながっているので、鼻風邪をひいていると鼻水が目の方にも流れてしまい、目やにとなります。耳鼻科や小児科で鼻水を定期的に吸ってもらうと目やにの症状も落ち着いてきます。

鼻水が出ていない場合でも鼻の中には鼻水がたまっていることもあるので、目やにの他にくしゃみや咳がでていたら耳鼻科に行ってみるのもいいですよ。

目やにの正しいぬぐい方は?

目の端にちょっとついているくらいならガーゼで簡単に取れますが、寝起きの目やになど、ひどい時は目が開かないくらいびっしりとついてしまっていることもあります。

赤ちゃんも気になるので手でこすろうとして、目を傷つけたり炎症を引き起こしてしまうこともあるので、優しくぬぐってあげましょう。

1. ガーゼをぬるま湯でしめらせる
2. 目やにがひどい時は5秒くらい目に当てて蒸らす
3. ゴシゴシこすらないように、そっとぬぐう

ティッシュが手近にあるとつい使いたくなりますが、目やににくっついてしまって逆に取りにくかったり、ティッシュの細かな繊維が目に入ってしまうこともあるのでおすすめできません。

おしりふきもアルコールや他の添加物が入っている場合がほとんどなので、デリケートな目に使うのはぬるま湯+ガーゼが安全です。

まとめ

大人になると目が開かないほどの目やにがつくことはほとんどなくなるので、赤ちゃんの目やにを見るとびっくりしてしまいますよね。

でも、心配するような病気が隠れていることはほとんどありません。

目やにだけの症状なら眼科でも、かかりつけの小児科でも大丈夫です。

必要に応じて病院も紹介してくれますし、基本的に子どもの病気は小児科で対処してくれます。

混んでいて相談しにくい、先生が怖いなどあなたと先生の相性もありますので、あなたと相性が合う医師を探して、ちょっとしたことでも相談できるような環境を整えると不安も解消されますよ。


小川善太郎

小川善太郎エキスパートブロガー

投稿者プロフィール

主婦から教えてもらった、生活の知恵を記事にすることを得意としています。

一人ひとりの経験が社会の財産になることを目指し、Webを使って暮らしやすい社会に貢献していきます。

実績:6ヶ月で月間90万アクセス達成

詳しいプロフィールはコチラのブログをご覧ください。
http://tarosan01.com/

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