田中です。
私はセールスコピーライターなのですが、
「マーケティング」という視点を非常に重視しています。
コピーライターといえどマーケティング意識を持って
書けないと伝わるコピー、売れるコピーは書けませんので。
余談ですが、
良い商品、質の高いサービスだから売れるというのは間違っている
ということぐらいは
ある程度マーケティングなりセールスを知っている人であれば
わかっているかと思います。
逆にただの主婦などの一般消費者は知らなくて当然ですが、
中小企業の社長さんレベルでも、
いまだに良い商品だから売れると思いこんでいる人はたくさんいますが(笑)
何が言いたいのかといいますと、
欲しいと思う人が多いものが売れる。 それを実行するのがマーケティングです。
で、私はセールスコピーライターですので
セールスレターを書く際のブレットを出すのも
ステップメールの構成を考えるのも
ライティングをする前段階、また実際に執筆段階になっても
常に考えている
また、頭の片隅においているのが
「どうしたら欲しいと思わせられるか?」
です。
だって我々に絶対に必要なものなんてないからです。
たとえば、
コンサルやコーチングといったサービスを売るのも、
ダイエット商品や情報商材を売るのもその原理は同じです。
これらの商品サービスが
必要な人なんていなくて、欲しいと思う人がいるだけです。
だから、ビジネスをする側は
マーケッターにしろコピーライターにしろ
欲しいと思わせられるかを常に考えないといけません。
何か商品開発をするにしても
「この商品が絶対に必要な人がいるんだ」
というのではなく、
「どうしたらこの商品は欲しいと思ってもらえるのか」
と考えるほうが健全です。
いかに欲しいと思わせることができるのが
マーケティング(コピーライティング)のキモでもあるわけです。
大企業は簡単にいうと不必要なモノを作り
それを欲しいと思わせる力(マーケティング)
で売上をあげているのがその実態です。
iPhoneなんてのも1年に1回の新機種は
必要ないし、スマホがあればカメラはいらない。
必要だからiPhoneが売れているわけでも、
いまだにカメラが売れているわけでもなく、
欲しいと思わせて売っているだけです。
なぜなら、欲しいモノをなんとなく買うのが人間だからです。
以前Amazonか何かのレビューだったか忘れましたが
「この本はマーケティングが上手いから売れているんだ」
というようなレビューがあったのを見たとき
「そんなの当たり前でしょうよ。では逆にナニで売るんだ」
と思ってしまいました(笑)
書店員さんのPOPでの紹介から全国に爆発的に
広まってベストセラーになったというのもマーケティングですよね?
有名な例として外山滋比古『思考の整理学』があります。
https://www.chikumashobo.co.jp/special/shikounoseirigaku/
まあ、POPに書かれた言葉で売れたといえば
コピーライティングで売れたとも言えますが、
コピーライティングもマーケティング活動の一環と捉えれば原理は同じです。
PS
コレが次世代スマホの雛形になるか?手のひらをスマホにする『eyeHand』
早くこんな時代が来て欲しいです(笑)