田中です。
テレビの特集でたまたま観たのですが、すっぴんカフェバーなるものが流行っているらしいので、私なりに流行っている理由を考えてみました。
コチラの記事にあるようにまずは、
・中年男性の癒やし
スタッフ女性は20代で、お客さんは中年男性が多いということで、しかも癒されたい男性が多いとのこと。
お酒を飲めない、キャバクラ、ガールズバーといったところは苦手な男性ターゲットにしている。
うまく隙間をついたビジネスですね。
・専門特化、差別化
提供サービスをすっぴん女性に特化した。
しかも従来と真逆路線をいったこと。
潜在的なニーズがあったというのも大きいですね。
男性は意外とバッチリメイクの濃い化粧の女性よりも、薄化粧を好みますからね。
・性欲を刺激
キャバクラやガールズバーが嫌いな層からこういったあからさまなところに行きにくい男性の下心を上手く見透かした秀逸なサービスだと個人的には思います。
性欲というと、どうもむき出しの欲求をイメージしがちですが(笑)
こうした、隠れた性欲を刺激するのもありかと。
いろいろと考えると、今まであっても良さそうだったコンセプト。
ターゲットとなる男性のウケはいいですし、サービス提供者である女性のハードルもそれほど高くないですしね。
すっぴんになって、普通に会話ができればいいだけですから。
キャバクラやガールズバーのようなノルマとかもなさそうですしね。
また、若い男性も女性との会話に慣れていない人が恋愛したい、婚活したいという前にコミュニケーションの練習にもなりそうですね。
ターゲットをいろいろと変えながらニーズを探って情報発信していけば、もっともっと広がっていきそうな予感もします。
メイドカフェのように一見なんの関係もないような「メイド」と「カフェ」をかけ合わせて大成功したように「すっぴん」と「カフェ」のかけ合わせ。
果たして根付くのでしょうか?
ちょっと余談ですが。
「カフェ」なんて、一見するといまさら感のあるビジネスモデルかと思いますがまだまだアイデア次第、コンセプト次第でいけるなと。
コチラを見ると、すっぴんカフェバーは札幌が一号店で、渋谷、大阪日本橋をOPENするときには、クラウドファンディングで支援募集をして開業しているんですね。
これからのビジネスは、企画力次第なんだと改めて思いましたね。