洗濯をするとき、洗っているのを見ると、洗剤の泡でいっぱいになっていますよね。
そのあとすすぎが始まりますが、すすぎを何回したら洗濯物の洗剤がなくなるのか、ちょっと疑問に思ったことありませんか?
赤ちゃんがいる家では、洗剤はできるだけ衣類に残したくないので過敏になっている人もいるでしょう。
また、節約のためにすすぎ1回で大丈夫とした洗剤もありますが、あれはどうなのか、気になりますよね。
今回は、洗濯のすすぎは何回すればいいかについて考えてみました。
洗濯のすすぎは何回するべきか
洗濯ものに残る洗剤や、仕上がりの面から考えるとすすぎは2回以上が安心です。
最近では、節約、時短のためすすぎ1回でOKという洗剤もありますが、それでも、すすぎ2回のほうが良いです。
すすぎ1回で大丈夫な洗剤についてはあとにお伝えしますが、1回目と2目のすすぎの水を見ると2回目が透明になっているわけではありません。
1回のすすぎでは洗剤はすべて取れるわけではなく、衣類に残っているからです。
◯すすきが不十分だとどうなる?
洗剤が衣類に残ると、黒ずみやにおいの原因にもなりますし、洗濯物が固く仕上がるようになってしまいます。
洗濯機の標準コースを見るとわかりやすいのですが、すすぎは2回に設定されているものがほとんどですよね。
現在の洗濯機の性能と洗剤の成分、効果を考えたうえでの設定で、家電メーカーは2回以上が安心と考えているようです。
また、赤ちゃんや、肌の弱い人は洗剤残りが肌荒れの原因になる可能性があるので、2回以上がおすすめです。
洗濯ですすぎ1回の洗剤はどうなのか?
メーカーの発表によると、すすぎ1回でOKな洗剤の場合は、すすぎを1回するだけでもしっかりと洗剤は落ちているそうです。
確かに、すすぎを1回するだけで泡がほとんどでなくなり、洗剤のヌルつき感もなくなります。
ただ、すすぎ1回と2回はやはり違います。
1回のすすぎでも、洗濯の仕上がりに影響がない程度に洗剤が落ちているという意味で、メーーカーはすすぎ1回でも大丈夫、と言っているのです。
しかし、すすぎ1回で済ませたい時は、ちょっとした工夫で汚れの落ち具合が変わってきます。
○お風呂の残り湯は使わないこと
残り湯には菌が意外といて、においが付く原因となりますので、水道水を遣うようにしましょう。
◯汚れのひどいものや大量の洗濯はしない
すすぎ1回のときは、軽い汚れのものを少量洗うようにしましょう。
汚れのひどいものは、洗剤も水もたくさん使わなければ汚れは取れないので、すすぎ1回では不十分だからです。
すすぎ1回は時短にもなりとても便利だし、この洗剤はすごいとは思うのですが、毎回すすぎ1回だと少しずつ衣類に洗剤が残るようになり、衣類の色が変わったり、黒ずみの原因になるケースはあり得ます。
忙しいときのみに1回したり、たまにはすすぎを2回以上にするなどの工夫をして使うほうが、衣類、肌にとっては安心ですね。
すすぎの回数で節約はできるのか
すすぎの回数を減らす理由には、光熱費や水道代の節約のために回数を減らしたいという人もいるのではないでしょうか。
電気代は1回で数円程度しかかかっていないので、すすぎが1回でも2回でもい大差はありません。
差が出るのは、水道代です。
1回の洗濯で使う水は約20円程度ですので、2日に1回洗濯機を回す家庭では、すすぎをすべて1回にすると月に20円×15日=300円の節約になります。
年間にすると3,600円ぐらいになりますので、多少の節約はできる計算になりますね。
まとめ
洗濯のすすぎの回数は、洗濯機の標準コースの2回がおすすめのようです。
すすぎ1回の洗剤でも大丈夫なようですが、1回と2回では2回のほうは安心ですよね。
すすぎ1回の洗剤でも2回すすぐのは問題ありませんし、「今日は時間がない」というなどの使い分けができて便利そうです。
でも、新しい洗剤は次々に出てきますよね。
すすぎ1回でも2回と同じすすぎが可能な洗剤もそのうち出てくるかもしれません。
そうなると大助かりですね。