釘田です。
見込み客があなたのホームページを見て、最初にコンタクトをとろうとする時に使うのが「問い合わせフォーム」です。
ホームページだけでなく、メルマガでも問い合わせフォームがあると、読者はどのようにあなたにコンタクトをとってよいか迷わずにすみますよね。
ただし「問い合わせフォーム」というものは、「とりあえずあれば良い」というものではなく、きちんと最適化(EFO:エントリーフォーム最適化)することが大切です。
最適化されていないフォームでは、見込み客が入力している途中で「面倒だな」となってしまって問い合わせするのをやめてしまう、といった機会損失が起きてしまうからです。
今回の記事では、まずは簡単に問い合わせフォームを作成できる3つの方法をご紹介します。
そして次回の記事では、比較的簡単に実装できる最適化の方法をご紹介します。
無料のメールフォームサービスを使う
メールアドレスさえあれば誰でも作ることができる方法が「無料のメールフォームサービスを使う」方法です。
主なメールフォームサービス
- フォームメーラー http://www.form-mailer.jp/
- フォームズ http://www.formzu.com/
どちらも、私自身が使ってみて使いやすいと感じたものです。
無料版、有料版がありますが、シンプルな問い合わせフォームであれば無料版でも十分使えます。
実際のフォームの作り方は、それぞれのサイトで用意されているマニュアルをご確認ください。
◆フォームメーラーで作ったフォームサンプル
◆フォームズで作ったフォームサンプル
メリット
- ホームページやメルマガを持っていなくても作成できる
- デザインがあらかじめ用意されていて、好きなものを選べる
デメリット
- メールフォームサービスの広告が表示される
- 無料版では、使える入力フォームの数や形式に制限がある
メルマガ配信システムのフォーム機能を使う
メルマガを発行している方であれば、メルマガ配信システムについているフォーム生成機能を使って、問い合わせフォームを作ることもできます。
この場合のフォームの作り方は、各メルマガ配信システムによって異なりますので、詳しくはそのシステムのマニュアルを確認してください。
メリット
- メルマガ配信システムを持っていれば、他のサービスやシステムを使わなくてもよい
- ある程度自由に入力項目を設定できる
デメリット
すべてのメルマガ配信システムにフォーム生成機能があるとは限りませんので、この方法が使えるかどうかは、お使いのメルマガ配信システムのマニュアルや仕様書などでご確認ください。
WordPressの問い合わせフォーム用プラグインを使う
ホームページをWordPressで作っているのであれば、WordPressのプラグイン「Contact Form 7」を使うのが一般的です。
プラグイン「Contact Form 7」をインストールすると、「問い合わせ」というメニューが追加されます。
ここで、フォームの項目やメール設定などを行います。
詳しい使い方はContact Form 7 公式ページをご確認ください。
このプラグインの作者は日本の方ですので、使い方もちゃんと日本語で書かれています。
フォームの設定ができたら、ショートコードを固定ページにコピペします。
これでフォームの完成です。
◆Contact Form 7で作ったフォームサンプル
メリット
- WordPressを使っていれば、他のサービスやシステムを使わなくてもよい
- かなり自由に入力項目を設定できる
デメリット
- 入力項目の設定に「タグ」を使うので、慣れていない人にとっては難しいと感じるかもしれません
- フォームのデザインはWordPressのテンプレートデザインに依存するので、カスタマイズするにはcssの知識も必要
まとめ
以上で説明したフォームを作る3つの方法は、どれもメリット・デメリットがあります。
自分にとってどの方法が最適なのかは、メリット・デメリットを考えたうえで決めてください。
メルマガ配信システムもWordPressも持っている、という方でしたら、一度どちらの方法でも作ってみるといいかもしれませんね。
次回の記事では、比較的簡単にできる「離脱されにくいフォームの作り方」をご紹介します。