最近は、色々な洗濯機が出てきていますよね。
節約機能、乾燥機能などの機能が多くて、選ぶときに悩みます。
では、実際どれぐらい洗濯の水道代がかかるか考えたことありますか?
ドラム式か、縦型か、毎日するのか2日1回か、お風呂の残り湯を使ったどれぐらい安くなるのか、気になっても、計算したことがある人は少ないかもしれません。
今回は、ある家電メーカが出しているドラム式、縦型洗濯機で、条件を変えて洗濯の水道代を計算してみました。
洗濯の量によって、最近は洗濯機が自動で水量を計算することもあるので、必ずこうなるとは限りません。
目安としての計算です。
標準コースで毎日1回洗濯した場合は何円ぐらいかかるか
まず、比較の基準となる標準コースで毎日1回洗濯した場合を、ドラム式、縦型洗濯で計算してみます。
水の1Lあたりの値段は地域差があるのですが、1L=0.24円で計算しています。
1か月は30日、1年は365日の計算です
○ドラム式 容量10㎏の場合 1回の使用水量78L
1日あたり 78L×0.24円=18.72円
1か月あたり 18.72円×30日=561.6円
1年あたり 18.72円×365日=6832.8円
○縦型洗濯機 容量10㎏場合 1回の使用水量 110L
1日あたり 110L×0.24円=26.4円
1か月あたり 26.4円×30日=792円
1年あたり 26.4円×365日=9636円
ここまで見ると、ドラム式のほうがずいぶん水道代が安いことが分かります。
これを基準にほかの条件で計算してみました。
洗濯回数を変えるとどれぐらい節約になるか
洗濯回数を2日1回、3日1回にして計算してみるとどうなるでしょうか
○ドラム式で2日1回
1か月当たり 18.72円×15日=280.8円
1年あたり 18.72円×182日=3407.04円
2日1回にすることで1か月あたり280.8円、1年だと3425.76円の節約になります。
○ドラム式で3日1回
1か月あたり 18.72円×10日=187.2円
1年あたり 18.72円×122日=2283.84円
3日1回にすると1か月あたり374.4円、1年だと4548.96円の節約になります。
お風呂の残り湯を使って洗濯すると、水道代はどれだけ変わる?
節水のために、お風呂の残り湯を使って洗濯する人もいますよね。
色々な洗濯方法があると思いますが、標準コースで洗いを残り湯で、残りのすすぎは水道水でした場合を計算してみました。
ドラム式、縦型洗濯機で毎日1回、2日に1回、3日に1回、で計算しています。
○ドラム式の場合(残り湯35L 水43Lの場合)
1日あたり 43L×0.24円=10.32円
(毎日1回)
1か月あたり 10.32円×30日=309.6円
1年あたり 10.32円×365日=3766.8円
(2日に1回)
1か月あたり 10.32円×15日=154.8円
1年あたり 10.32円×365日=1878.24円
(3日に1回)
1か月あたり 10.32円×10日=103.2円
1年あたり 10.32円×122日=1259.04円
ドラム式で残り湯を毎日使って洗濯すると、水道水で洗った時より、1か月では252円 1年では3066円の節約になります。
2日に1回では、1か月では126円、1年では1528.8円の節約になります。
2日に1回では、1か月では84円、1年では1024.8円の節約になります。
○縦型の場合(残り湯55L 水55Lの場合)
1日あたり 55L×0.24円=13.2円
(毎日1回)
1か月あたり 13.2円×30日=396円
1年あたり 13.2円×365日=4818円
(2日に1回)
1か月あたり 13.2円×15日=198円
1年あたり 13.2円×365日=2402.4円
(3日に1回)
1か月あたり 13.2円×10日=132円
1年あたり 13.2円×122日=1610.4円
縦型で残り湯を毎日使って洗濯すると、水道水で洗った時より、1か月では396円 1年では4818円の節約になります。
2日に1回では、1か月では198円、1年では2402.4円の節約になります。
2日に1回では、1か月では132円、1年では1610.4円の節約になります。
まとめ
洗濯には、これ以外に電気代もかかるので、金額はかわってきますし、乾燥をするとなれば水量、電気代も変わってきます。
家族の人数や洗濯の回数はそれぞれなので、これをもとにおおよそを計算できれば参考にしていただきたいです。
ドラム式のほうが水道代は安いのですが、購入代金は縦型洗濯機より高い場合が多いです。
電気代は、衣類をたくさん入れると多くかかります。
80%ぐらいまでが適切な量なので覚えておくと節約に役立ちますよ。
お風呂の残り湯を使う場合は、入浴剤を使うと洗濯できない場合があるので気を付けてくださいね。