手入れが簡単だと言われているIHクッキングヒーターですが、意外と焦げが付きます。
毎回、こまめに掃除をすればいいのですが、つい掃除をあと伸ばしにしてIHヒーターの表面に焦げがついて、積み重なってとれにくくなってしまいます。
そうなると、ちょっと台所洗剤を付けて拭いただけでは焦げが取れなくて困ってしまうことありますよね。
今回は身近なもので簡単に焦げを落とす方法をお伝えします。
クレンザー 重曹でIHの焦げを簡単に落とす
IHクッキングヒーターの焦げの原因は料理の吹きこぼれや油はねの油性の汚れです。
油性の汚れを落とすのはアルカリ性の洗剤です。
クレンザー、重曹はアルカリ性なので、油性の汚れに適しています。
自宅にあることも多いので今すぐにでも焦げが落とせます。
○クレンザーを使った焦げの落とし方
1. クリームクレンザーとラップを準備
2. IHクッキングヒーターの焦げ部分にクリームクレンザーをかける
3. ラップを丸めて磨く
4. 硬く絞ったふきんで拭く
メーカーの取り扱い説明書にはこの方法が書いてあることが多いので、一番IHクッキングヒーターを傷めない掃除方法と言えます。
○重曹を使った焦げの落とし方
1. 重曹と水、アルミホイルを準備
2. 重曹と水を2:1の割合で混ぜる
3. IHクッキングヒーターの焦げ部分に1をぬって30分ほどラップをかけておく
4. 30分たったら丸めたアルミでこすり落とす
5. 硬く絞ったふきんで拭く
IHクッキングヒーターの表面はガラスコーティングされていてアルミよりも硬いので、アルミでこすっても傷はつかないそうです。
研磨剤入りのスポンジは傷をつけてしまうため使用することは避けておきましょう。
プロのIHクッキングヒーターの焦げの落とし方
掃除のプロはどんな方法で焦げを落とすのでしょう。
○プロの焦げの落とし方
1. アルカリ性の台所洗剤 スポンジ、ラップ、シールはがしに使うスクレーパー(ナルビー三枚刃がおすすめ)
2. アルカリ性の台所洗剤を焦げにつけてスポンジで泡立てる
3. 焦げが柔らかくなったら三枚刃で削り落とす
天板が乾いていたまま削ると傷がつくので、洗剤を付けて濡れた状態で削ってください。
スクレーパーを使うときも、鋭い刃がついているのでケガに注意してくださいね。
この方法は、ラップやアルミで磨く状態より、さらに、積み重なった焦げに向いています。
アルカリ性洗剤のスプレーを使った焦げの落とし方
アルカリ性洗剤がスプレーになったものを使う方法も簡単で便利です。
○アルカリ性洗剤のスプレー使った落とし方
1. 洗剤を焦げ部分にスプレー
2. ラップをして30分おく
3. ラップを外して拭く
これでおしまいです。
他の方法とほぼ変わりませんが、磨く手間がない分、楽かもしれませんね。
まとめ
焦げを重症化させないためには、日々のこまめな掃除が必要です。
わかっていても、つい忘れてしまいますが、家にあるものですぐにできるので安心ですね。
注意として、焦げはあたたいうちに取ったほうがいいと思い、調理後すぐ拭いてしまうと、やけどすることもあります。
とても基本的なことですが、IHヒーターは電源を切ってもしばらくかなり熱い状態が続いているので、調理後すぐに掃除するときは注意してくださいね。