かなもりです。
オフェンスとディフェンス。
そう聞いてあなたは何を思い浮かべますか?
大抵の人はサッカーを想像するんじゃないかと思います。
海外でプレーしている本田選手、旅人となった中田選手、代表から外れた中村俊輔選手・・・
彼らがパッと浮かんできたら、オフェンスが強くイメージされていることでしょう。
サッカーはこのようなストライカーやMFだけを集めてもチームになりません。
ディフェンダーやゴールキーパーによってゴールを守ることで、
強いチームとなります。
この考えは資産運用でも投資でも同じです。
決してスポーツの世界だけではないのです。
むしろスポーツよりも真剣に取り組まないといけないのが資産運用です。
この間ある書籍を読んだ内容がとても共感ができたので共有します。
資産運用にはオフェンスとディフェンスがあります。
サッカーと同じように。
オフェンスとは、すなわち攻め。
株式投資、FX、投資信託などいわゆるマネー本は、攻めの資産運用の方法が載っています。
また、節約術や節税についても、攻めの部類にはいります。
積極的に運用(節約)することでお金を増やすという意味です。
書店の資産運用・投資コーナーには攻めの情報ばかりなので大抵の人は
資産運用=オフェンス です。
では投資におけるディフェンス、守りとは何なのか。
ディフェンスとは、自分のお金をどうやって守るのか、
守らなかったらどうなってしまうのか、自分のお金とどうやって向き合って、どうやって使っていくか?
こういった考えのことを指します。
つまりお金の守り方、お金の使い方について、
川口能活選手のように、長友選手のように、内田選手のように、
守りを固めないといけないのです。
ここが海外の投資家に比べて日本人は極端に弱いと言われていますが、
ディフェンス力の学び方、力の身につけ方を知っている人はとても少ないです。
そもそも株式投資やFXという花形のオフェンスの影に隠れて、
その存在すら知られていない(必要だという考えにすらならない)場合もあります。
1つだけよく知られたディフェンスの方法があります。
それは保険です。
生命保険や自動車保険、家の火災保険や地震保険など。
保険の考えは、万が一望まれない結果になったときに救ってくれる商品ですので、通常は機能しません。
万が一が本当に起きた時に、あなたを窮地から救ってくれます。
「万が一なんて起きないよ」
と言い切れる人はいるでしょうか。
自動車保険は3~400万円の車に、保険をかけています。
軽自動車ならもっと安いですが、高級車で高くても5~600万円が一般的でしょう。
生涯収入が億を超えるような人の命に掛ける生命保険ならまだしも、
数百万の車や治療費が100万円くらいのがんにも保険があるのです。
では、あなたが投資を始めた時に、
あなたが投下する資金には保険をかけなくていいでしょうか?
株式投資を100万円から始めるのに、保険があったら安心じゃないでしょうか。
FXで一攫千金を夢見て300万円の軍資金を投下するのに、いざというときの保険はありますか?
普通の投資家は、保険のかけ方を知りません。
そもそも投資に保険なんてかけられないと思っています。
ですがそれはその人が知らないだけで、
実は保険をかけて資産運用する方法はあります。
ぜひあなたが資産運用する際には、
「その投資には保険がかけられるか?」
という視点で考えてみてください。